ぐるなびは、訪日観光客のレストラン予約ニーズ増加を受け、飲食店の効率的な集客をサポートするため、中国のオンライン旅行会社Ctripと、台湾のオンライン旅行会社KKdayと提携。事前決済型の多言語レストラン予約サービスを開始する。
訪日観光客数は増加し続けており、中国からの訪日観光客は最も多く、台湾は3番目に多い。また、ネット経由で旅行プランを個別手配する旅行者が増え、レストラン予約に関しても需要が高まっている。
一方で、受け入れる側の飲食店によっては、予約客が当日連絡もなく来店しない「ノーショー」が起こることを懸念し、訪日観光客からの予約受付に消極的な飲食店もある。
そこで、ぐるなびは、「事前決済」予約が可能な海外旅行関連サイトと提携し、訪日観光客を受け入れる飲食店にリスクのない予約サービスを提供することとした。また、ぐるなびが間に入ることで、言語問題等が起こる海外企業との交渉を円滑にすることを目指す。
なお、同サービスは、訪日観光客が増加する桜の花見シーズンに向けて、春先に開始する予定。
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