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バイラルを生み出す、ユーザーサプライズファーストの仕事術~ミクシィXFLAG スタジオの現場に迫る

マーケティングのスキルより、コミュニケーションへの興味が大切

 このように、コミュニケーションファーストの企画を展開するためには、マーケティングのスキルよりも柔軟性が大切だという。

 「我々の部署でいうと、マーケティングの経験はそこまで重要ではありません。ナレッジは後から習得できますから。実際、社員も前職はゲーム会社、玩具メーカー、制作会社、マスメディアと様々で、必ずしもマーケターだったわけではありません。

 それよりも、コミュニケーションや新しい価値をつくること、また、それをどうやって伝えるか柔軟に考えられることの方が重要です。“あのお店美味しかったよ”と話し合う経験は誰にでもあると思います。それと同じように“モンスト面白いよ”という会話を、どう日常に生み出せるかを考えていますから」(根本氏)

 コミュニケーションを大切にしているのは、社員間も同じだという。

 「社員同士もチャットとリアル半々で、常にコミュニケーションを取ってますね。特に、私が入社して驚いた文化が、週1で上司や部下と1対1で話す時間を設けられていること。定期的に直接コミュニケーションを取れるので、お互いの理解が深まりますし、仕事にもかなり良い影響を与えています」(岡野氏)

手前味噌禁止とはいえ……/次のモンストを探す

 最後に両氏に今後の展望を聞いたところ、モンストの展開だけでなくXFLAG スタジオの今後が楽しみになる話が聞けた。

 「先ほどお話ししたように、手前味噌はスタジオの風土としては禁じられているのですが、私はモンストがとても好きです。ですから、知らない人にも知ってもらう機会をつくって、遊んでもらいたいと思います。ゲームはみんなのスマホに入っている1ツールという位置づけになってきています。ゲームの間口は明らかに広くなっているので、みなさんにもっと遊んでもらえるような仕事をしていきたいですね」(岡野氏)

 「私自身は現在、新規タイトルのマーケティングを担当しています。どうモンストを超えるのか、新たな価値を提供して市場を拡大するかを考え、実現していきたいと考えています」(根本氏)

●XFLAG スタジオでは、様々な職種でキャリア採用を行っています。詳細はこちら(リクルートサイトに移動します)。
今回の記事は2回構成になっております。第2回の記事では、根本さんと岡野さんに仕事の環境や社風、実際の業務、マーケターに求められるマインドなどを聞きました。よりXFLAG スタジオで働くイメージが理解できる内容となっております。詳細はこちら

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/05/23 10:38 https://markezine.jp/article/detail/26283

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