ログリーは、不正なボットによる無効トラフィックの排除、ブランド毀損につながる恐れのあるページへの広告配信の自動抑制など、アドフラウドやアドベリフィケーションへの取り組みを強化することを発表した。
同社はこれまで、ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」においてブランドセーフティへの取り組みを行ってきた。そして今回、全世界的なアドフラウドに関する議論の高まりを受け、さらなるネット広告の透明性と安全性を担保する目的で、不正な広告表示やクリックの排除機能、ビューアビリティ機能についても強化を実施した。
強化施策としては、「logly lift」においてビューアブルインプレッション測定を行い、広告がどれだけ閲覧可能な状態で表示されているかの可視化を実施。また、第三者の広告測定事業者によるビューアブルインプレッション測定にも対応し、不正ボットなどによるインプレッションの正確な検出、排除が可能となった。これにより広告主は「logly lift」上でビューアビリティの高い媒体枠への広告配信ができ、インプレッション・クリックの両面で実態に即した広告効果の獲得が可能になる。
同社は今後も、ネット広告の透明性と安全性の確保のため機能強化を継続し、時代に即した広告配信に対応していく。
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