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DAC、アドフラウド対策としてSSP「YIELD ONE」利用媒体社への「ads.txt」設定支援へ

 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)とDACの連結子会社であるプラットフォーム・ワン(以下、P1)は、SSP「YIELD ONE」利用媒体社等に対し、米国のインタラクティブ広告業界団体Interactive Advertising Bureau(以下、IAB)が推奨する「ads.txt」設定の支援を開始する。

  「ads.txt」は、Ad Fraud(広告詐欺)への対応としてIABが提唱する、プログラマティック広告の透明性を向上させるための取り組み。媒体社は、自社の「ads.txt」ファイルを作成し、自社媒体のウェブサーバーに設置・公開することで、広告枠の販売を許可する事業者(SSP、アドエクスチェンジ等)を示すことができる。

 DSP事業者はその内容を確認し、 買い付けを行うことで特定のドメインから配信されたと見誤らせるような偽の広告枠への広告出稿を防ぐことが可能になる。既に欧米では、 多くのニュース系大手媒体社や各広告システム提供事業者が対応を宣言しているという。

ads.txtの記載項目

  • 販売先事業者のドメイン
  • 販売先事業者にとっての媒体社ID
  • 販売形式(DIRECT/RESELLER)
  • 認定機関ID(TAGID等)

  P1は「YIELD ONE」利用の全媒体社にads.txtを推奨し、設定対応等の支援をするとともに、今後、P1が提供するDSP「MarketOne」が連携しているSSPやアドエクスチェンジに対しても「ads.txt」への対応を呼びかけていく。また、DACも取引先の各媒体社へ「ads.txt」の普及を推進していく。

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2017/09/08 15:30 https://markezine.jp/article/detail/27063

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