JTBコーポレートセールスは、10月1日、パスポートレス・財布レス・チケットレスを実現する次世代指紋認証システム「Touch&Pay」のサービス実証の拡大を実施した。
同サービスは、IoT推進のための新ビジネス創出基盤整備事業「IoT活用おもてなし実証事業」の中で活用されているサービスのひとつ。同社のほか、創建、オープントーン、Liquid、公益社団法人日本観光振興協会が連携し、サービス事業者や地域に「Touch&Pay」機能を提供している。これにより訪日外国人が指紋認証を使用して多用なサービスを享受できる、ストレスフリーな次世代のプラットフォームを構築する。
同社は2020年の社会実装に向けて、2016年10月より関東地区を中心に実証を行ってきた。そして今回、サービスエリアを日本全国に拡大し、約400の施設にて実証を開始。今後は対象の施設を順次拡大し、サービス内容や決済手段を拡充していく。
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