アライドアーキテクツは、同社が提供するSNS広告クリエイティブプラットフォーム「Letro(レトロ)」に、UGC静止画を動画に変換する機能とUGC動画を収集する機能を搭載した。
「Letro」は、Instagram上にユーザーが投稿した写真や動画を短時間で収集し、SNS広告のクリエイティブに活用できるサービス。Facebook広告およびInstagram広告のAPIと連携し、投稿者の利用許諾の取得からSNS広告出稿までをワンストップで行うことが可能だ。
同社はこれまで、UGCの静止画を収集し広告に活用することで広告効果の向上が見込めることをコンセプトにサービスを提供してきたが、動画広告でもUGCを活用することで同様の効果が見込めると判断し、新機能の搭載に至った。
これにより、動画広告のクリエイティブ制作コストや素材の収集コストを抑えることが可能に。また同社は、生活者視点で撮影された素材を活用することで、ユーザーのフィードで違和感なく目に留まりやすくなることから、多くの企業の課題を解決できると見込んでいる。
なお、先行して同機能を利用し動画広告を配信した通販化粧品メーカーでは、UGC静止画バナーを活用した時と比較して、LP上の成約率が1.6倍になり顧客獲得単価が41.4%下がるなどの効果が出ている。
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