ソネット・メディア・ネットワークスは、動画広告配信強化の一環として「Logicad Video Ads」の提供を、1月17日より開始した。
「Logicad Video Ads」は、DSP「Logicad」をベースとした動画広告配信メニュー。これまで「Logicad」における広告配信にて培われた、独自のターゲティング技術を活用し動画広告の配信を行う。
動画広告のフォーマットについては、記事と記事の間や記事下に配信される「インリード広告」を採用。ブラウザ上で画面をスクロールし、ビデオ表示の可視範囲が一定の面積(50%)以上表示された時点で動画が再生(In-View再生)されるため、ユーザーの視聴体験に配慮したものとなっている。
また同メニューは、アウトストリーム広告マーケットプレイスを提供する仏Teadsと連携。豊富なジャンルを有する国内のプレミアム媒体へリーチが可能なため、広告主の広告効果最適化を実現する。
さらに、ブランド毀損を未然に防ぐためにMomentumの「Black Swan」を導入し、ブランドセーフティにも対応。ターゲティングに関しても、ソネット・メディア・ネットワークスの人工知能「VALIS-Engine」の予測技術による、ユーザー拡張を行い、適切な消費ステージへのターゲティングを図る「VALIS拡張」といった多彩な配信機能が用意されている。
同社は今後、「Logicad Video Ads」において、動画SSPの追加やVPAID(Video Player-Ad Interface Definition)対応、オーディエンスデータとの連携などを順次展開していく。
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