リクルートは、投資子会社であるRSPファンド6号を通じ、チャットを通じた顧客とのインタラクションプラットフォームを提供するレイヤー(本社:米国サンフランシスコ)への出資を実施した。
レイヤーは、企業向けにチャットを通じた顧客とのインタラクションを実現するためのAPI、ソフトウェア開発キット、デザインキット、および大企業・中堅企業でも手軽に使える高い可用性とセキュリティを兼ね備えたインフラのホスティングサービスを提供している。また、すぐに使えるカスタマーエンゲージメントCRMも提供しているため、開発リソースに制限があるクライアントも、チャットを通じた顧客とのインタラクションを実現することが可能。同社のプラットフォームは現在、EC小売り、旅行、ヘルスケア、金融などの領域において、マーケティング、営業、顧客サポート・成約といった幅広い業務で、数多くの企業で利用されている。
リクルートは今回の出資を通じて、企業のチャットを通じた顧客とのインタラクションの拡大を支援していく。レイヤーは今回の資金調達により、大企業・中堅企業向けの機能や営業活動を拡充させていく予定だ。
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