ロックオンは6月12日、セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce Sales Cloud(以下、Sales Cloud)上に広告効果を取り込むアプリケーション「AD EBiSコネクタ」をリリースした。同日、ビジネスアプリマーケットプレイス「Salesforce AppExchange」での提供も開始した。
「AD EBiSコネクタ」は、アドエビスが保有するWeb上の行動データを、Sales Cloudのリード・取引先責任者へシームレスに組み込むことができる機能だ。
広告、メール、SNSなどのユーザー接触履歴や、自然検索流入履歴といった行動データをSales Cloud上の顧客情報と関連づけることで、流入チャネルごとにアポイント率や成約率をレポーティングできる。タイアップ記事を閲覧したユーザーの成約状況や、SNS広告でサービスを認知したユーザーの成約単価など、商談のステータスに応じた広告の評価を実現する。
質の高いリードの獲得経路を正確に把握することにより、売上に直結するマーケティング施策の立案や予算の適正配分が可能となる。
なお、同アプリで取り込まれたデータは、セールスフォース・ドットコムが提供するB2B企業向けマーケティングオートメーション製品「Pardot」でも活用可能で、ユーザーの様々な行動データをメール配信やスコアリングといった顧客育成プログラムのデータソースとして利用できる。
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