ビービットは7月20日、AIおよびビッグデータ解析ベンチャーのトライディアを買収した。子会社化にともない、トライディアの代表取締役 西岡賢一郎氏は、ビービットの取締役CTOに就任した。
トライディアは、データサイエンス事業を展開するベンチャー企業。統計分析やデータマイニング、AI・機械学習を用いたビッグデータ解析などの技術を強みとしている。
今回の買収によりビービットは、同社が提供するUXマネジメントプラットフォーム「ユーザグラム」におけるデータ解析基盤を強化した。
「ユーザグラム」は、Webサイトやアプリ、メール、コールセンターなどの幅広いタッチポイントにおいて、顧客一人ひとりの行動や顧客ロイヤリティといったデータを時系列で可視化する。データ解析能力の向上によって、より広範囲で企業の課題解決に貢献することが可能になった。
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