東京メトロポリタンテレビジョン(以下、TOKYO MX)と電通国際情報サービス(以下、ISID)は7月27日、両社のサービスを連携させたライブコマースの実証実験を行うことを発表した。
TOKYO MXは、2015年にテレビ番組をインターネットで全国同時配信するサービス「エムキャス」を開始するなど、次世代メディアの構築に積極的に取り組んでいる。一方ISIDは、FinTechを活用した企業向けモバイル決済ソリューションの研究開発に着手するなど、企業が消費者の行動データを多面的に把握するためのサービスを展開している。
今回両社は、TOKYO MXの「エムキャス」と、ISIDが提供するオンライン決済基盤「Stripe Connect」を連携。実験の第一弾として、アプリ内決済システムを活用した生放送番組を配信する。
ユーザーは、専用のアプリで番組を視聴することが可能で、番組内で紹介された商品を選択すると、視聴画面下部に購入に必要な情報の入力画面が表示される。番組を視聴しながら、ワンストップで商品購入まで行えるのが特徴だ。
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