サイバーエージェントの連結子会社であるAJAは、同社が運営する「AJA SSP」が、ヘッダービディングソリューション「Prebid.js」に対応したことを発表した。
ヘッダービディングとは、メディアに広告が配信される前に、予め設定した複数の配信事業者間で公平な入札競争を行うことで、最も高い単価の広告配信を可能にする仕組み。ヘッダービディングの実装や運用においては、専門的な知識や多くの開発工数を有することから、多くのメディアが、複数の配信事業者のコードをまとめて実装・管理する仕組みであるラッパーソリューションを採用している。
このたびの対応開始により、オープンソースのラッパーソリューション「Prebid.js」を利用しているメディアは、ビッダーとして「AJA SSP」を選択することが可能になった。
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