ワコールは、ブライトコーブの動画配信プラットフォーム「Video Cloud」を導入した。
同社は従来より、製品の魅力をわかりやすく伝えるため動画によるプロモーションを実施している。一方で、多数展開する各ブランドの担当者や制作会社が動画配信に携わることから、動画データの社内一元管理やアクセス権の詳細な権限管理、配信管理などが課題となっていた。
そこで同社は、これらの課題を解決するソリューションとして、2017年末よりブライトコーブの動画配信プラットフォーム「Video Cloud」を導入。公開期間を含めた一元管理ができ、各ソーシャルと連携してマルチデバイスに対応した動画を展開できる点などが同プラットフォームを導入する要因となった。
「Video Cloud」では他にも、ランディングページの制作や視聴データに基づいたレポートなどが行える。また、担当者の役割に応じた権限の付与や、ライセンス条件に合わせた柔軟な公開設定も可能だ。これによって効率的な動画管理が可能となり、コスト削減にも貢献する。
その他、動画活用へのハードルが下がったことで対外的なプロモーションだけではなく、社員教育や店頭販売員の接客品質向上など、社内におけるコミュニケーションでも動画が活用されている。
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