化粧品メーカーのコーセーは2019年1月より、メイクアップブランド「Visée(ヴィセ)」公式ホームページにおいて、デジタルガレージ(以下、DG)のパーソナルカラー判定サービス「irofit(イロフィット)」を導入する。
現在ファッションや美容業界では、パーソナライズ化された購買体験の一環として、店頭において専門のカラーリストによるパーソナルカラー診断サービスが展開されている。一方、リアル店舗ではサービスの利用者が限定される他、専門的知識を持つスタッフが必要になるといった課題があった。また、インターネット上で展開されている同様のサービスは自己判断で行うアンケート形式が一般的で、客観性に欠けていた。
「irofit」は、ビューティーテックサービスを展開するスタイルワークスとDGが共同で提供するサービス。同サービスでは、機械学習を活用することで、客観性を担保。肌や瞳の色、およびその他の顔の様々な特徴量を総合的に考慮し、判定結果にもとづいた商品を提案する。また、ユーザーの利用状況や判定結果を取得し、データマーケティングの基礎情報としても利用することが可能だ。
加えて、同サービスはWeb APIによってデータ連携に対応しているため、リアル店舗やオンラインで柔軟に展開することができる。
【関連記事】
・コーセー、「米肌」の統合マーケティングオートメーションを推進~ブレインパッドのツール採用
・ デジタルガレージ、ITエンジニアをターゲットにした企業の採用マーケティング活動を支援
・デジタルガレージとKDDI、戦略的提携に向け基本合意
・アイリッジ、デジタルガレージと連携 一気通貫のマーケティング・ソリューション開発を強化
・デジタルガレージとReproが協業 ゲームアプリ向けにCRMのコンサルティングサービスを提供開始