コムスクエアは、同社が運営するクラウドCTIソリューション「CallTracker」と、マルケトが提供するエンゲージメントマーケティングソフトウェア「Marketo」との連携を発表した。
「CallTracker」は、Webメディア、雑誌などの紙媒体、看板、テレビやラジオといった広告からの電話反響を、オフライン/オンラインを問わず流入経路ごとにトラッキングできるもの。今回の連携では、同ソリューションで取得した電話の履歴や種別を、「Marketo」のリード情報に紐付ける。
電話接触というオフライン情報の紐づけによって、成約ユーザーや初回接触ユーザーのソースを特定したり、通話種別や結果によって電話接触によるスコアリングに柔軟性を持たせりすることが可能に。オムニチャネルの一環として、電話アクティビティデータとオンラインデータを統合することで、精度の高い1to1マーケティングへとつながる。また、データ統合によって顧客接点をもつマーケティング担当者やセールス担当者との連携が強化され、効果的な営業が期待できる。
なお、リード情報は自動的に紐づけられるため、分担された管理や手作業は不要。加えてオフライン情報の可視化によって、マーケティングROIの最大化が期待できる。
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