ZOZOグループの「ZOZO研究所(ZOZO RESEARCH)」は、同志社大学理工学部インテリジェント情報工学科 桂井麻里衣助教の研究グループと、ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」のビッグデータを活用した、ファッションアイテム・コーディネートレコメンド手法の共同研究を開始することに合意した。
ZOZO研究所は、「WEAR」のコーディネート画像や、それに紐づくファッションに関するデータを解析し、ファッションスタイルの分類を研究している。また、「ZOZOTOWN」や「WEAR」の閲覧・購買履歴を分析することで、服の組み合わせの良さを定量化する方法も研究している。
一方同志社大学の桂井研究室では、ビッグデータを活用したデータマイニング、ソーシャルネットワーク解析、マルチメディア処理などをテーマに、様々な情報技術を研究している。
今回の共同研究では、両者の強みをかけ合わせることで、現在感覚的に語られているファッションを数値化するための研究を進めていく。将来的には、同社サービスの検索性向上や、保有データを解析することによるトレンドの発見、より精度の高いレコメンドエンジンの開発など、サービスへの実用化も検討していく。
【共同研究について】
課題名:ファッションアイテム・コーディネート推薦手法の開発
共同研究期間:2019年1月15日~2020年3月31日
【関連記事】
・「WEAR」の広告販売を独占!DAC、ZOZOテクノロジーズと戦略的パートナーシップを締結
・スタートトゥデイ、社名を「ZOZO」に変更へ
・LINEショッピングにZOZOTOWN他が参加 月間アクティブユーザーは1,000万人を突破
・ECの「即時買取サービス」認知度は、6割超 「ZOZOSUIT」は4割が認知【ジャストシステム調査】
・ZOZOTOWNのスタートトゥデイ、IQONなどを手がけるVASILY社を完全子会社化