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流通・小売り業界の課題をデジタルサイネージで解決!大日本印刷と米Krogerが共同研究を開始

 大日本印刷(以下、DNP)と米国の流通・小売りチェーンであるKroger(クローガー)は、Krogerグループの店舗を中心に導入が進んでいるデジタルサイネージ「Enhanced Display for Grocery Environments Digital Shelves(以下、EDGE)」およびその関連サービスを日本国内で展開するための共同研究を開始した。

 EDGEは、店舗の商品棚の前面部分にリアプロジェクションスクリーンを搭載した、流通・小売り向けのデジタルサイネージ・システム。同システムは、来店客への情報伝達や購入促進の効果を高めるだけでなく、プライスカードの切り替えをはじめとした店舗の業務負荷を軽減することで、より質の高い購買体験を顧客に提供する。その他、EDGEが持つ主な特徴は以下の通りだ。

・商品のパッケージにあるバーコードをスマートフォンでスキャンし 、購買終了後にセルフレジで決済が行えるKrogerのスマートフォンアプリ「Scan, Bag, Go」と連動することで、独自の情報を顧客に配信
・EDGE導入店舗のPOSシステムや棚割りシステムと連動した情報の表示
・商品入れ替え時の棚割りデータや品出し・補充が必要な棚を表示し、店舗従業員の作業負荷を軽減
・広告宣伝・販売促進の管理システムと連携し、広告やプロモーション情報を店内の適所にタイムリーに表示し、販売促進効果を向上

EDGE導入イメージ

 今後両社は、DNPが持つ日本の流通・小売り業界とのネットワークおよびプロモーション実績と、Krogerにおける製品・サービスのノウハウを組み合わせることで、日本の流通・小売り業界が抱える人手不足の解消や、店舗のデジタル化による販促効果の向上などを目指す。

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2019/03/05 07:00 https://markezine.jp/article/detail/30531

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