ヤフーは、10月からの提供を予定しているデータソリューションサービス「DATA FOREST」の提供開始に先立ち、サービスの体験・共創拠点「DATA FOREST LAB」を、5月29日に開設する。
「DATA FOREST」は、企業や自治体が持つデータと同社のビッグデータを掛け合わせて分析を行い、そこから導き出されるインサイトを提供することで、企業や自治体の事業の創造や成長を支援するもの。
「DATA FOREST LAB」において、企業や自治体の担当者は、「DATA FOREST」で提供予定/開発中の機能の一部を、無料で利用できる。また、データ活用のセミナー開催や同社のデータアナリストによる支援、企業や自治体が情報交換を行う仕組みなども提供される。
「DATA FOREST LAB」の開設時には、10月から提供予定の「DATA FOREST INSIGHT People」の一部を利用できる。利用者は、特定のキーワードと一緒に検索されているキーワードや、特定のキーワードを検索しているユーザー群の行動特性などを、ランキングや規模の推移といった形式で閲覧可能。これにより、生活者の潜在ニーズやトレンドといったインサイトを可視化し、事業活動に役立てられる。
同社は、利用者からのフィードバックや機能の利用状況などを踏まえ、「DATA FOREST」の機能改善や新機能の創出につなげていく。
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