SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「ケータイ小説好き」と「文学好き」は違う、ケータイ小説好きの6割が「まったく本を読まない」

ケータイ小説を「よく読む人」と「たまに読む人」の違い

 アンケートは、3キャリアの公式携帯サイト「公募懸賞ガイド」上で行われ、6,272件の有効回答を得ている。発表された資料によると、ケータイ小説を「よく読む」人は12%で、「たまに読む」の12%と合わせると、読んだことがある人は全体の4分の1程度。一方「あまり読まない」は17%、「まったく読まない」は59%で、ケータイ小説を読んだことのない人は6割近くに達している。読んだことのない人が多い理由には、10代~70代と幅広い年齢層を調査対象としていることも大きいだろう。

 ケータイ小説を読む理由については、「よく読む人」と「たまに読む人」で大きく異なることがわかった。ケータイ小説をよく読む人では「作品が面白い」が最も多く68%なのに対して、たまに読む人は「気軽に読める」が75%となっている。

 また、よく読むジャンルについても、よく読む人が好むのは「恋愛小説」が78.5%で圧倒的。たまに読む人は、「恋愛小説が」42.3%で、「ミステリー」(19.3%)や「エッセイ・ノンフィクション」(17.8%)も一定数読まれていることから、ケータイ小説好きというよりも、文学好きな傾向があると言えるだろう。また、「面白いと思ったケータイ小説が出版された場合、あらためて買うか」については、ケータイ小説をよく読む人は「買う」が77%だが、たまに読む人は35%にとどまっている。

ケータイ小説をよく読む人の6割は「まったく本を読まない」

 1年間のうちに購入した本、借りた本あわせて小説は何冊くらい読むかについては、ケータイ小説をよく読む人のうち66.7%は「まったく読まない」と回答。たまに読む人、ケータイ小説をあまり読まない、あるいはまったく読まない人では「年間で数冊程度」という回答が4割を超えているのに対して、ケータイ小説をよく読む人では1割程度。ここでもケータイ小説好きは、従来の本好き、文学好きとは異なる傾向があることがわかる。

 よく利用するケータイ小説サイトで最も人気があったのは「魔法のiらんど」で、「モバゲータウン」や「パピレス」、「野いちご」、「フォレスト」などがあがっているが、「特に決まっていない」が6割に達している。

【関連リンク】
2007年書籍ベストセラーで、ケータイ小説が大健闘 【東日販調べ】
作家・島田雅彦がケータイ小説に挑む、そのねらいとは?
モバゲーから生まれたケータイ小説「最愛の君へ。」講談社が書籍化
カネボウのキャンペーンで、美人ケータイ小説家の作品を配信

「ケータイ小説に関するアンケート」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/04/09 20:10 https://markezine.jp/article/detail/3099

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング