Amazonは、ユーザーが選択した商品画像のデザインや柄などを基に、好みに合った商品を提案する新機能「Discover」の提供を開始した。
同機能では、特設ページに表示される複数の商品画像に対して「いいね(親指を上げたマーク)」か「ちがうね(親指を下げたマーク)」をクリックまたはタップしていくことで、表示される商品が入れ替わり、好みに合ったデザインや柄、形の商品が表示されていく。カスタマーレビューの星の数やプライム対象商品、価格で絞り込むこともできるほか、最初からやり直したり、過去の絞り込みの途中から再開したり、「いいね」をした商品を確認したりといった使い方も可能だ。
同機能によって、ユーザーは「欲しい商品のイメージは浮かぶけれど、商品名がわからない」「デザインや柄、形が説明できない」といった場合でも、商品の特徴を言語化することなく、視覚的に絞り込んで探すことができる。
また、同機能は機械学習を活用しているため、学習が進むことでさらに好みに合った商品を見つけやすくなる。現時点では、「ダイニングテーブル」「リビングテーブル」「チェア」などの家具のほか、「カップ&ソーサー」「カップ・マグカップ」「湯呑み」といったキッチン用品が対象。対象商品は拡大される予定だ。
なお、同機能の日本への導入は、米国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインに次いで7ヵ国目。
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