小学館、集英社、Fringe81の3社は、マンガアプリへの広告出稿・運用が可能な共同プラットフォーム「MangaAdPlatform」を8月に提供する。
同プラットフォームは、出版社のマンガアプリへの広告掲載とレポート作成に対応。マンガコンテンツに沿った広告表現を実現できる。
リリース時には小学館の「マンガワン」と集英社の「少年ジャンプ+」の2つのマンガアプリにおいて、CPC入札による運用型広告を展開していく。
また同プラットフォームのアドフォーマットには、マンガのコマ割りをイメージしたデザインや作品のマメ知識を載せたコンテンツなどが用意されている。
さらに、マンガアプリ内の各種データを機械学習にかけることで、性別や年代によるターゲティングが可能だ。
なお3社は、同プラットフォームに配信面となるマンガアプリや新しいアドフォーマットを順次追加していくほか、運用型広告での配信結果を基に、広告主サービスと相性の良いマンガ作品を発見するといったマーケティング領域全般への展開も検討していく。
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