VOYAGE GROUPと日本オラクルは、VOYAGE GROUPのブランド広告向けアドプラットフォーム「PORTO(ポルト)」と、オラクルが提供するサードパーティー・データ・マーケットプレイス「Oracle Data Cloud」との連携を強化する。
「Oracle Data Cloud」は、オーディエンスプランニングから入札前のブランドセーフティ、コンテキストに応じた関連性、ビューアビリティ、確認、不正防止、ROI測定まで、マーケティングの各段階で求められるデータとツールを提供し、マーケティング担当者が成果を上げることを支援している。
一方「PORTO」には、「拡張可能な広告配信機能(delivery stack)」「データの拡張・統合性(audience stack)」「アトリビューション(attribution stack)」の3つのプロパティを有し、今回、すべての領域において「Oracle Data Cloud」と連携する。
現在「データの拡張・統合性」における連携は既に開始されており、今後はPre-bid対応ソリューションや計測・コンテクスチャル解析といった広範な領域でクライアントのデータ利活用を支援していく。
また両社は、先進的な海外事例を日本に共有するだけでなく、日本での先進事例構築と海外への情報発信も予定している。具体的には、最新のプロダクト・スキーム(α・β版)をパートナー・クライアントに限定的に提供するとともに、特にブランディング領域におけるKPI構築や、データの新しい利活用の方法を提示していく。
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