日本赤十字社、TBWA\HAKUHODO、TikTokの3社によるプロジェクト「#BPM100 DANCE PROJECT」は、心肺蘇生の普及をダンスと音楽によるエンターテインメントコンテンツとして幅広い世代に訴求したことが評価され、「Spikes Asia 2019」において、エンターテインメント部門で銀賞、ミュージック部門で銅賞を受賞した。
TikTokをショートムービープラットフォームとして活用した作品が国際的な広告賞で受賞したのは史上初だという。
日本の心停止からの生存率は10%前後と、欧米の60~70%に比べて極めて低いため、ダンスを通じて心肺蘇生(CPR)の方法を広める活動として「#BPM100 DANCE PROJECT」が発足。心肺蘇生のリズムと、TikTok上で踊りやすいBPM100のリズムとをシンクロさせたダンスにより、ソーシャル上で拡散しローンチから約2ヵ月間で、動画再生回数3020万回、いいね数151万を獲得した。
「Spikes Asia(スパイクスアジア)」は、毎年9月にシンガポールで開催されるアジア地域最大級の広告コミュニケーションフェスティバルで、今年は「Asia Rising」というテーマで9月25日から27日に開催された。
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