デジタル広告プラットフォームであるTaboolaとOutbrain両社は、合併契約を締結したことを発表した。両社の取締役会はこの取り引きを承認しているという。
合併完了後は、Taboolaの創設者であり現在のCEOであるアダム・シンゴルダ氏がCEOに就任する。合併後の会社はTaboolaブランド名で運営され、両社の合併を反映したブランド戦略が今後決定される予定。合併契約の条件に基づき、Outbrainの株主は、合併会社の30%の株式に2億5,000万ドルの現金を加えて受け取る。合併後の会社の取締役会は、現在のTaboolaおよびOutbrainの経営陣および取締役会メンバーで構成される。
合併後の企業は、23のオフィスに2,000人以上の従業員を擁し、北米、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域の50か国以上で、20,000人以上のクライアントにサービスを提供することになるという。
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