オプトは、AIの研究開発チームである「Data Intelligence Team」において、上智大学理工学部情報理工学科山下研究室(以下、山下研究室)と産学連携を開始した。
オプトの同チームでは、マーケティングにおけるデータの研究や分析ツールの開発に取り組んでおり、最近では、広告予算配分シミュレーションシステム「Allosim」の開発や、ロイヤルカスタマー育成のためのAIツール「Handy CEM」のPoC(概念実証)などを進めている。
一方、山下研究室では、「クォリティ・サイエンス」を標榜し、企業の製品やサービスの品質向上のための新たなデータ解析技術の開発を行っている。
今回開始した共同研究で扱うテーマは2つ。1つは、深層学習を使った広告効果実績の時系列データの分析と時系列予測。もう1つは、CEMモデルに基づくユーザー調査アンケートデータの新たな統計的分析手法の開発としている。
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