美容・健康機器メーカーのヤーマンは、SNSやオンラインカウンセリング、ライブコマースなどのオンライン施策を通じて、非来店型のコミュニケーションを図る環境作りをスタートした。
具体的には、まず顧客と美容部員をつなぐ新しい取り組みとして「オンラインカウンセリングサービス」を7月上旬より開始。対面でのみだった美容カウンセリングサービスをオンラインでも体験可能とし、来店が難しかった遠方にいる顧客との新たな接点拡大の機会を狙う。
また、同社は中国本土での販売に好影響を及ぼしているライブ配信型Eコマース「ライブコマース」の取り組みも強化。中国における販売代理店スタッフによる配信のみならず、有名人や美容KOL(Key Opinion Leader)を起用してライブコマースを実施。2020年6月には中国における当社のアンバサダーを務める俞飛鸿(ユー・フェイホン)氏や、劉濤(リウ・タオ)氏、寧静(ニン・チン)氏の3名の有名女優を起用し、売上が伸長。
さらに同社は、7月15日にライブ配信の環境を整えた「ライブスタジオ」を本社屋内に新設。ここでは、配信用の背面スクリーンやライブ用照明を備え、いつでも配信ができる環境になっている。日本国内のみならず、シンガポール、ロシアなど海外へも、社員がライブスタジオから直接配信が可能となった。
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