デジタルガレージは、デジタル屋外広告(DOOH)市場に参入し、全国の美容サロンの顧客を対象に動画コンテンツと広告を配信する、デジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」の提供を開始する。
今回同社では、IoTデバイス開発のピースリーおよび美容総合卸売商社のダリアとの業務提携により、美容サロンの環境に最適化したオリジナルのデジタルサイネージ端末の開発と、全国の美容サロンへの設置を実現。
新たに開始する「サキザキテルコ」は、美容、ファッション、食、ライフスタイル、エンタメなどユーザーの生活に役立つ情報を配信するデジタルサイネージメディア。オリジナルキャラクター「サキザキテルコ」が独自の目線でユーザーからの質問に答えるお悩み相談室、占いなどのオリジナルコンテンツに加え、広告コンテンツを配信する。2021年3月までに全国約3,000店の美容サロンに端末18,000台の設置、月間リーチ数は約180万人を予定している。
美容サロンでは一般的に長時間滞在する傾向にあるため、同サービスでは高いエンゲージメントが期待できるほか、コンテンツをきっかけに美容師とのコミュニケーションが生まれ、美容師を通じた商品サンプリングなどのプロモーションも可能となる。
また、ピースリーが開発したモニタリングシステム「eve」をデジタルサイネージ端末に搭載し、着座確認による有効再生数を計測。空席での再生数は有効再生として含めず、コンテンツや広告ごとの視聴状況をレポートする。
【関連記事】
・デジタルガレージ、代理店向けに実購買データに基づく広告最適化レポートサービス「STORY」を提供
・デジタルガレージとKDDI、DXの実証実験を渋谷で実施 「食べログ」飲食店情報をARで表示
・サイバーエージェント、店舗サイネージ配信プラットフォーム「ミライネージ」を提供
・大阪駅のデジタルサイネージ、インプレッション計測の実証実験 DOOH広告のアドネットワーク化を目指す
・「Optimized Taxi ADパッケージ」、全国約30万のデジタルサイネージに展開可能に