Brazeとジャパン・クラウド・コンピューティングは、合弁での日本法人設立を発表した。
Brazeは、統合型カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を提供する企業。同社は、Forbesが選ぶ未上場の有望なクラウド企業トップ100社「Forbes Cloud 100」に3年連続選出され、プラットフォームは現在50ヵ国で、バーガーキング、Gap、HBO、メルカリなど900社以上に導入されている。
一方ジャパン・クラウドは、ブラックライン、コンカー、マルケト、New RelicなどのSaaS企業の日本進出および、中長期的な成長を支援している企業。今回の日本法人設立を通じ、Brazeのテクノロジーを提供し、日本企業が自社の顧客とダイレクトに有意義な関係を築く機会を提供していく。
Brazeのプラットフォームは、企業内外の多様なデータとシステム連携することで、消費者一人ひとりに最適化されたブランド体験の提供を可能にするもの。モバイルを中心とした複数の顧客接点において、リアルタイムかつ、一貫性のあるコミュニケーションを実現し、消費者と企業ブランド間のつながりと一体感を育む。
Brazeの顧客は、小売、電子商取引(EC)、メディア&エンタテインメント、金融サービスなどの分野において利用しており、25億人以上の月間アクティブユーザー(MAU)に毎日平均25億件のメッセージを送信している。
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