セールスフォース・ドットコムは、「Customer 360 Audiences」および「Interaction Studio」の国内提供を開始。これにより、デジタルマーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」の可性を広げる。
各ソリューションの詳細は以下のとおり。
Customer 360 Audiences
「Customer 360 Audiences」は、あらゆるタッチポイントでパーソナライズされた体験を提供するCDP。すべての顧客データを取得・統合し、セグメント化、活性化を可能にする。
具体的な機能は以下のとおり。
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単一の顧客ID作成:
メールやオンライン履歴、Eコマース、CRMデータなど、複数のチーム、デバイス、システムにまたがる顧客データを一元化する。 -
効果的な顧客セグメント化:
ファーストパーティ、セカンドパーティ、サードパーティのデータを組み合わせた、特殊なオーディエンスセグメントの作成・分析を可能にする。 -
コンプライアンスを満たす信頼性の高い体験の構築:
送信拒否や同意のフラグを設定できるダッシュボードとプロビジョニング手法で、顧客データや同意内容を管理。GDPRやCCPAなどの新たな法的基準に自動的に準拠する。 -
あらゆるやりとりのパーソナライズ:
ソーシャルプラットフォームやオンライン広告などに合わせてカスタマイズされたコンテンツを、適切なセグメントや顧客タイプに向けて発信する。 -
複数のチャネルやクラウドにおける深いインサイトの抽出:
マーケティング、コマース、営業、サービス、それぞれのやりとりから顧客の全体像を正確に把握し、データに基づいた最適なライブキャンペーンを展開可能にする。
Interaction Studio
「Interaction Studio」は、リアルタイムパーソナライズおよびインタラクション管理を行えるソリューション。詳細な行動分析と高度な機械学習を既存のデータソースと組み合わせることで、顧客や見込み客に関する包括的な視点を提供する。
具体的な機能は以下のとおり。
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個別のインサイト収集:
詳細な行動追跡、様々なソースからのデータ集約、アフィニティモデリングを通じて、顧客一人ひとりの興味や意図を正確に把握する。 -
AIによる最適化された体験の構築:
カスタマイズ可能なアルゴリズムでデータを分析。リアルタイム(30ミリ秒以下)で判断を下すことで、様々なやり取りを1対1レベルで調整する。 -
あらゆるタッチポイントにおけるエンゲージメント連携:
特定のチャネルでのやり取りから、顧客の特徴を学習。これを活用することで、あらゆるチャネルにおける体験改善を可能にする。 -
体験のテストと分析:
継続的なA/Bテスト、レポート、分析を通じて、パーソナライズキャンペーンやカスタマーエンゲージメントを最適化できる。
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