AnyMind Groupは、サニーサイドアップグループ(以下、SSUG)の子会社でクロスボーダーマーケティングを主事業とするENGAWAの株式の100%を取得し、完全子会社化した。今回の子会社化にともない、ENGAWAの設立者であり代表取締役社長の牛山隆信氏がAnyMind Groupの日本支社であるAnyMind Japanの取締役に就任予定となっている。
AnyMind GroupとSSUGはこれまでに、インフルエンサーマーケティングとクリエイターサポートに特化した「AnyUp」を共同出資で設立。中華圏や東南アジアなどにおけるインフルエンサーマーケティングや越境ECも含めた物販領域、およびENGAWAの持つ英字メディア「Tokyo Weekender」を活用したヨーロッパ・北米・オーストラリアへの情報発信などにおいて取引を重ねてきた。
今後AnyMind Groupは、今回のENGAWAの参画を一つのきっかけとして、日本市場におけるインバウンド・アウトバウンド向けマーケティングへの展開をさらに強化していく。また、AnyMind Groupの注力事業である、ものづくりやD2C関連ビジネス、および日本でも主要空港を中心に展開しているDOOH(デジタル屋外広告)事業とのシナジー創出を含めた、経済圏拡大をさらに強く推進していく。
牛山氏は今回の発表に際し、「今後のwith/afterコロナ時代においては、今まで以上に効果的かつ機能的な新しいデジタルソリューションが市場回復のキーエレメントとなることを確信している。AnyMind Groupの優れたテクノロジー・プロダクトをENGAWAの強みとするマーケティングノウハウとともに自治体/地域のクライアントへ提供することで日本と地域の新しいビジネスインフラの創出を実現していく」とコメントした。
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