ビズパは、同社が運営する広告プラットフォーム「Bizpa(ビズパ)」において、ドコモ・インサイトマーケティング(以下、DIM)が提供する人口の統計情報「モバイル空間統計 人口マップ」との連携を開始した。2021年3月末までを実証実験とし、看板やサイネージ地域の属性がわかるエリア情報の提供を開始する。
Bizpaは、屋外の看板やデジタルサイネージ、紙媒体や店舗内ポスター、交通広告やWEB広告など1,700以上のメディアを比較できる広告プラットフォーム。一方、モバイル空間統計 人口マップは、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを使用して作成される人口の統計情報で、1時間ごとの人口を24時間365日把握することができる。
今回Bizpaでは、DIMのモバイル空間統計 人口マップとの連携を通じ、人口分布や性別などのエリア情報を提供する機能をリリースする。
同機能では、地図上に、看板・サイネージの所在エリアとNTTドコモの携帯電話の運用情報をもとにした属性別の人口分布が重ねて表示されるため、地域の特性を地図上で感覚的に把握することが可能に。新宿駅・渋谷駅周辺などの主要エリアは、性別・年代・居住地などの属性や1時間の増減を把握でき、屋外広告でも自社の集客戦略やブランディングに適した広告を見つけることが可能になる。
また、最短1時間前のリアルタイムのデータを表示し、1年前のデータと比較ができるため、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響や回復の状況を確認しながら、広告の価値を検討することが可能になる。
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