Supershipは、2021年4月16日、同社の提供する「ScaleOut DSP」と、オラクルが提供する「Oracle Advertising」の連携を発表した。
ScaleOut DSPは、独自データを活用したターゲティング配信や媒体開示型のレポーティング機能を有する広告主向け配信プラットフォーム。今回、同プラットフォームが連携を開始したのは、Oracle Advertisingの製品群に属する「Oracle Contextual Intelligence」と、Moat by Oracleの「Prebid by Moat」の2種となる。
Oracle Contextual Intelligenceは、ターゲティングとブランド・セーフティの視点から広告主が求めるトピックでセグメントを絞り込むソリューション。CookieやMAIDSに依存せず、記事のコンテンツに基づいた広告配信アプローチが可能。SupershipはOracle Contextual Intelligenceとの連携を通じ、プライバシーに配慮しながらCookieレスの環境でもマーケティング効果の最大化を目指す。
Prebid by Moatは、リアルタイムのビューアビリティや無効なトラフィックの回避など、ブランド・セーフティのためのツールを包括的に提供するソリューション。本連携により、ScaleOut DSPのアドベリフィケーション機能はグローバル基準で強化される。
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