電通グループは、ヘルスケア領域のビジネスとマーケティングに関わる統合ソリューションの提供に特化したグローバル横断組織「dentsu health」を発足した。
dentsu healthは、電通グループグローバルネットワークにおいて2,000名を超えるヘルスケア領域ビジネスとマーケティングのスペシャリストのノウハウを結集。日本においても電通、電通デジタル、電通アイソバー(2021年7月より電通デジタルに統合予定)、電通メディカルコミュニケーションズを中核企業と位置づけて、会社間でシームレスに連携し拡張させていく。電通グループが事業を展開する国内・海外すべての地域にまたがるサービスを提供することで、トップレベルのグローバル・ヘルスケアエージェンシーとなることを目指す。
同組織は、ヘルスケア領域に特化したワンストップの窓口となり、各国国内の顧客のみならず、世界を代表する製薬、医療機関、医療機器や保険などの顧客ニーズに応えていく。
dentsu healthのグローバル・プレジデントには、マット・マクナリー(Matt McNally)氏が就任し、グローバルハブをリードしながら顧客への新たなビジネス機会の創出に注力する。マクナリー氏はヘルスケア領域マーケティング全般における深い経験と造詣を持つ。
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