ウェブマスター用のツールとして2005年に米国でリリースされた「Yahoo! Search Site Explorer」の日本語版が公開された。「Yahoo!検索 サイトエクスプローラー」では、URLやドメインを指定して、「Yahoo!検索」が利用している検索エンジン(YST:Yahoo! Search Technology)にインデックスされているページや、被リンク情報などを確認できる。
また、ぺージの言語判定や最終クロール日を確認したり、インデックスされたページ情報を最大1000件までエクスポートすることも可能。クロールのリクエストを出したり、インデックスされてしまったエラーページを検索結果に表示しないように設定したり、リンクファームの一部とみなされ、検索結果でペナルティを受けないためのスパム報告もできる。
日本語版ではさらに、「Yahoo!ブックマーク」のブックマーク数や、「Yahoo!ブログ検索」の言及数を表示する機能も追加されている。今後はモバイル検索のフィード送信機能やデベロッパー向けAPI、ブログパーツなども提供していく予定だという。
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