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「コンテンツ制作力×チームアップ」で認知獲得3倍に エアークローゼットとワンスターのLINE広告戦略

パフォーマンスは3~4倍、長期的な顧客育成にも高い効果

MZ:記事広告とアンケートについて、どのような成果があったのでしょうか。

山田:記事広告では、CPAを目標値の-25%と大幅に抑えることができました。あわせて、従来の広告施策の3~4倍もの認知を得ることができました

石川:当社としても、CPAが合ってさえいれば、できるだけ獲得したいという思いがありました。記事広告の勝ちパターンを作れたというのは大きな成果だったと思います。

 また、デモグラ情報を使ってボリュームを拡大しながらターゲットにしっかりリーチできたのも良かったです。LINEのような大きい媒体で勝ち筋が見つけられると、獲得件数が増やせるだけでなく、「次の春はもっと会員が増えそうだから在庫を増やしておこう」というように事業自体の見通しが立てやすくなるというメリットも感じられますね。

単なる支援会社ではなく「同じチームの一員」として協力

MZ:正しい仮説や勝ちパターンを見極めるにあたり、山田さんが普段から意識されていることはありますか?

山田:クライアントに情報を共有してもらうこと」でしょうか。クリエイティブを作る際は、感覚ではなく“ファクト”をベースにしているので、できるだけ内部の数字もしっかり出していただいた方が、より成果の高いクリエイティブや施策を作れるようになると思っています。

 「外部の人間に数字や会社の内情を出すことはできない」と思われるかもしれませんが、だからこそクライアントとのチーム感は常に意識しています。私は石川さんと一緒に「airClosetでアパレル業界のゲームチェンジをしたい」という思いがまず根底にあり、同じマーケティングチームの一員のような気持ちで普段からあらゆる数字やビジョンを共有いただくようにしています。そうすることでボトルネックが把握でき、CPA以外の課題であってもそれを一緒に解決していくことで、結果的に成果の高い施策を実現できるんです。

MZ:最後に、皆様の今後の展望をお聞かせください。

石川:今回は一定の成果が出ましたが、まだまだ「やりきった」というフェーズまでは到達していないので、今の体制や戦略で引き続きしっかり進めていくことが第一だと考えています。そして効果を上げるには「PDCAをどこまで回せるか」がポイントなので、コミュニケーションの方法を改善し、ワンスターさんとマーケティング戦略を共有しながらスピードを上げていきたいと思います。

山田:石川さんがおっしゃるとおり、一定の成果を出せるようにはなりましたが、一方で、いろんな課題も見えてきました。そうした課題に対し、クリエイティブや運用面で総合的にPDCAを回して「量と質の維持・拡大」に努めたいと思います。

桑原:広告面の拡充や重要な広告面の変化など、LINE広告にはトレンドがあります。そうしたトレンド情報を共有しながら、クライアントに貢献できる提案を続けていきます。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/19 10:00 https://markezine.jp/article/detail/36792

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