ビデオリサーチインタラクティブ、NTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーは4社共同で、インターネット広告のブランディング効果に関する共同調査を行い、調査結果を「インターネット広告出稿によるブランディング効果3つの法則」として4月に発表。ビデオリサーチインタラクティブは、その調査結果をもとに出稿プランから露出効果の予測を行う無料ツール「インターネット広告出稿効果シミュレータ」を、5月14日に公開した。
「インターネット広告出稿効果シミュレータ」は、2007年3月から12月に68素材(52キャンペーン)を対象として実施した「4社共同インターネット広告効果検証調査」のデータを「数量化Ⅰ類」により分析。出稿プランを、8つの要素(業種、キャンペーンタイプ、商品タイプ、出稿ページ、リッチ素材、ブランド定型フォーマット、タレント/キャラクター使用、TV-CM出稿予定量)で指定することによって、以下の3つの予測値を算出する。
・インターネット広告浸透状況予測
・クリエイティブ効果予測
・ブランディング効果予測
出稿プランの8つの要素をメニューから選択し、「出稿予定インプレッション数」、「広告到達者想定人数(UU)」を入力し、「予測効果算出」ボタンをクリックすると、予測値が算出・表示される。たとえば、業種で「自動車」、商品タイプで「新商品」、リッチ素材で「それ以外」を選択し、広告到達者想定人数(UU)が「500万人」と入力された場合、推定広告認知者数は以下のように算出される。
予測広告認知率29.2% × 広告到達者想定人数(UU) 500万人= 推定広告認知者数146万人
「インターネット広告出稿効果シミュレータ」は、簡単な利用者登録を行うだけで、無料で利用することができる。
【関連リンク】
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