「リクナビNEXT Tech総研」では、25~39歳までの既婚エンジニア600人に、「結婚後の仕事や生活への影響」「結婚相手の仕事に対する理解度」「結婚してよかった点&後悔している点」についてアンケート調査を行った。
「結婚後の仕事や生活への影響」について、「影響があった」と回答した人は約4割で、およそ7~8割が「早く帰るようになった」と回答している。また、「結婚相手の仕事に対する理解度」では、9割近くが「理解がある」と回答しており、その理由として、「仕事が忙しかったり、帰りが遅くなっても理解してくれる」「仕事の愚痴話に付き合ってくれる」などと答えている。
「結婚してよかった点」では、「家族がいることの安心感」という回答が多く、「結婚して後悔している点」については「自分が自由に使えるお金や時間が減った」という意見が多く見られたという。
エンジニア職は、納期に追われて残業などが続く「デスマーチ」などが多い「3K」職のひとつに数えられることも多いが、結婚がきっかけでワークライフバランスが保たれるようになるというのは、ある意味理想形とも言えるのではないだろうか。しかし、結婚しても「影響があまりないい・全くない」が半数以上占めることを考えると、現実はそう甘くはないようだ。
【関連記事】
・仕事・結婚・子育て…人生の決断を迫られる30代男性をターゲットにした「ボクナリ」
・所得格差が結婚に影響、「第1子出生」が最も高いのは夫婦合計所得「100万円未満」【厚生労働省調査】
・結婚相手を選ぶ条件は「性格・価値観・愛情」、現代日本女性の結婚トレンドは「等身大婚」へ
・未婚の男女にとって、正月帰省はプレッシャー【独身男女の恋愛・結婚観調査】
・エンジニアの冬のボーナス、8割が貯蓄派だがFXに燃える投資派も【Tech総研調べ】