8月12日に発表された業績予想の修正によると、第2四半期の連結業績予想は、売上高が220億円減の9804億円、営業利益が21億円減の217億円、経常利益は20億円減の270億円、純利益は10億円減の127億円となった。
第1四半期は個人消費が伸び悩み、企業収益が弱含みとなったことなどから先行きの不透明感が増しており、広告主の広告支出への慎重な姿勢が続いている。電通は、第2四半期には北京オリンピックという大型イベントがあるものの、景気の先行きは厳しい状況が予想されることから業績予想を修正したとしている。
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