米Googleの2008年第3四半期の売上高は、前年比31%増の55億4000万ドル。営業利益は同31%増の17億4000万ドル、純利益は26%増の13億5000万ドルとなった。このうち、Googleが所有するサイトの売上高は、前年比34%増の36億7200万ドルで、全体の67%を占める。GoogleのパートナーサイトのAdSenseによる売上高は、前年比15%増の16億7900万ドルで、全体の30%となっている。
米国以外での売上高は28億5000万ドルで全体の51%を占めている。また、Googleが支払ったTAC(Traffic Acquisition Costs)の総額は15億ドルで、広告収益の28%にのぼっている。
金融危機によって世界的に株価が下落した際にはGoogleもそのあおりを受けたが、アナリストの予想を上回る業績に、さっそくGoogleの株価は上昇している。
【関連記事】
・Google10周年、社員がほしいもの「新しいサーバーラック」
・Googleを追う百度、アジア・パシフィック地域の検索エンジンランキング
・Googleマップの「ストリートビュー」で東京散歩
・Google、検索結果のパーソナライズ機能をさらに強化