急速に人気が高まっている低価格でコンパクト、ネット利用に機能を絞ったミニノートPCやネットPCと呼ばれる市場に、ソニーがVAIOブランドで参入した。1月16日に発売される“ポケットスタイルPC”VAIO「type P」の重さは634g、片手で持ち運び、ポケットにも収めることができる小型のパーソナルコンピューター。

　細長くコンパクトな本体、長形3号の封筒とほぼ同等のサイズとなっており、4つのカラーバリエーションがある。　コンパクトなボディながら、キーピッチ約16.5mmの打鍵しやすいアイソレーションキーボードを備え、標準バッテリーで約4.5時間、オプションの大容量バッテリーでは約9時間駆動することができる。

　ネットPCとしての機能も充実しており、Wi-Fi・ワイヤレスWAN・Bluetoothに対応する無線ネットワーク機能と、GPS機能を搭載。位置情報を利用したスポット情報の閲覧や経路検索をオンラインでもオフラインでも利用することができる。液晶画面は、2つ同時にWebサイトを表示できる解像度（1600×768）となっている。

 　また、内蔵のワンセグチューナーでテレビ視聴も可能。ハンディカムなどで収録したHDビデオ（AVCHD）をメモリースティック経由で視聴することができる。

　「type P」は、標準仕様モデルのVGN-P80H/W（近日発売）と、VGN-P70H/R･G･W（1月16日発売）の2つを展開。市場推定価格は100,000円前後としている。

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