「中古市場」は、「カメラ」「パソコン・周辺機器」「家電・AV」「ゲーム・CD・DVD」「楽器」「本・雑誌・コミック」の6ジャンルで構成されている。提供する商品点数は約45万点で、今後はジャンルをさらに増やしていく方針だ。
楽天市場では、昨年より「訳あり」商品に代表される割安感のある商材が人気となっているという。また、デジタル一眼レフカメラやパソコンなどは、商品のライフサイクルも短く、「新古品」「美中古」と呼ばれるお買い得な商品が市場に出回りやすい傾向にある。こうした状況を受けて、楽天は店舗がユーザーから中古品を買い取る仕組みも提供する計画を発表している。
この買い取りシステムでは、査定金額で合意が得られた場合、店舗からユーザーに買い取り額が支払われ、同時にユーザーには、買い取り額の1%の楽天スーパーポイントが付与される。楽天は、この仕組みを整えることで、販売・買い取りという2つの側面から、中古品の流通を活性化させていくとしている。
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