実験が行われる「福岡街メディア」は、福岡市内の交通機関、コンビニ、ドラッグストア、大型商業施設などに設置された500面を超えるデジタルサイネージ(電子看板)メディア。
4月1日から7月31日まで行われる実験では、デジタルサイネージに、「Yahoo! JAPAN」で展開しているコンテンツと広告を配信し、視聴者の属性と配信コンテンツと広告の視認率(見た人数÷ディスプレー前の人数)を調査する。計測には、ディスプレー付近に設置した顔認識カメラとNECの顔認証技術を用いた広告価値測定システムを利用する。
今回は、配信された広告がどのくらい認知・理解されたかについてアンケート調査も行い、デジタルサイネージの効果を検証した後、デジタルサイネージに適した新たなターゲティング広告商品やコンテンツの開発を検討する。
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