ネットマイルとバンダイナムコゲームスの「キッズリサーチ」で、3月に「おこづかいと定額給付金」についてのアンケート調査を実施し、小中学生669名から回答を得た。
「定額給付金」について内容まで知っている子どもは全体の半数を超えており、受け取れる金額についても「知っている」と回答したのは63.6%。その使いみちを聞いたところ、1位「貯金する」、2位「親にあげる」、3 位「自分の好きなものを買う」となった。この使いみちについては、「自分で決めた」という子どもは1割程度にとどまり、「親が決めた」が3割を超えて最も多くなっている。
使いみちについては性別で違いが見られ、「貯金する」や「衣服やコスメなどを買う」という回答は女の子に多くなっている。「衣服やコスメなどを買う」は小学校中学年では1割にも満たないが、小学校高学年と中学生ではともに2 割近くにのぼっている。
また、定額給付金を現金以外でもらうとしたらほしいものとしては、「図書カード」が圧倒的に多く、次いで「文具券」「遊園地券」「映画チケット」となっている。
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