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アフィリエイト市場は2010年に1000億円市場に、クチコミへの期待、効果向上が不況下で強さを発揮

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2009/09/02 14:10

 矢野経済研究所は2日、「アフィリエイト市場に関する調査結果 2009」を発表。クチコミの影響力に対する評価の高まり、事業者による効果向上のための取り組みなど、さまざまな要因によって、不況下でも成長を続けている。

不況の中、成長するアフィリエイト市場

 調査は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と関連事業者18社を対象に、5月から8月にかけて行われた。2008年度のアフィリエイト総市場規模は、前年度比120.2%の813億1000万円となったが、この成長の背景には、費用対効果を重視する新規広告主の増加、既存広告主の予算額の増大、広告掲載媒体の増加がある一方、生活防衛や副業を目的としてアフィリエイトを開始するパートナー(ユーザー)の増加がある。

アフィリエイト総市場規模推移

 EC(電子商取引)分野においては、ブログや商品レビュー上で展開されているクチコミの影響力に対する評価が向上しており、そのクチコミに期待 してアフィリエイトを開始する広告主(大手広告主含む)が増加。また、携帯向けアフィリエイト市場においても、大型SNSなどの大型媒体の採用、モバイル インターネッ トの利用時間や利用頻度の増加が、市場拡大の大きな要因となっている。

アフィリエイト市場は2010年度に1000億円超

 広告主の費用対効果に対する意識の高まりによって、近年アフィリエイトの質(効果)の向上が強く求められている。この状況を踏まえて、ASPやアフィリエイト関連事業者は、アフィリエイトの効果向上のためのコンサルティングなどを行い、それが新規広告主の増加やアフィリ エイトに注力する広告主の増加につながっている。

 同調査では、今後アフィリエイト総市場規模は2010年度に1000億円を超え、2012年度には1235億円まで拡大すると予測している。ただし、PCアフィリエイト市場は伸張するものの、業界全体では、なりすましで不正に報酬を獲得するなどの問題があること、モバイルアフィリエイト市場においては広告掲載サイトが不足していることなどの問題点もあることから、これらの課題をクリアすることが市場拡大の重要なカギとなりそうだ。

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