インターネットにあふれる違法動画と一線を画すため、ヤフーは、映像の制作者、配信業者、視聴者のそれぞれの権利を守りながら、利益を享受できる映像配信システムの構築を進めている。
その一環として今回、放送局との協業関係を強化するため、フジテレビと日本テレビに出資を仰ぎ、それぞれGyaO株式の7%を9月中に取得することで合意した。これによって出資後の保有比率はヤフー51%、USEN35%、フジテレビジョン7%、日本テレビ放送網7%となる。
今後、フジテレビジョンは、GyaOが運営する有料映像配信サイトへの「フジテレビOn Demand」の出店を、日本テレビは映像事業に関する、無料広告モデル、課金モデル、EC連携モデルなど、ビジネス全般にわたる協業の検討を行う。
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