NTTデータ・ライフスケープマーケティングは、食卓で出されるメニューの情報を収集し、「食MAP」データベースとして食品業界や流通業界に提供。大日本印刷は、このデータを活用して商品企画やコンサルティングを行うとともに、関連する包装資材や販促物などを受注している。
大日本印刷は、NTTデータ・ライフスケープマーケティングの発行済み株式を追加取得することによって子会社化。両社は、夫婦と子供がいる世帯を対象とした「家族食MAP」と、単身者を対象とした「シングルス食MAP」を融合させ、首都圏720世帯におよぶモニター情報をデータベース化した新食MAPサービスを展開するほか、パッケージデザインや広告が及ぼすメニューへの影響や、属性の分析、商品とメニューレシピのインサイト分析などを研究し、新しいマーケティングサービスを展開する。
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