2日、MarkeZine Day 2009が秋葉原コンベンションホールで開幕し、雨の中、多くの観客が詰めかけた。
MarkeZine Dayはネット時代の広告/マーケティング情報に関する実践ノウハウや事例、最新状況などを解説するカンファレンス。今年で3回目を迎える。午前中には、次の6つのセッションが行われた。
Twitterでマーケティングはできるのか?
A会場最初のセッションでは、コミュニケーションサイトTwitterを使ってカンファレンスの状況をリアルタイムで実況する報道手法(通称、「tsudaル」)を広め、話題を呼んだ津田大介氏が講演。
国内外におけるTwitterを取り巻く状況を解説しながら、マーケティングへの活用に対する自身の見解を示した。Twitterは、2009年から急激に普及し始めたコミュニケーション・サイト。140文字以内という短い文章をウェブ上に投稿し、コミュニケーションを取る。その気楽さがうけ、現在では全世界でおよそ6700万人が利用している。
津田氏はTwitterの特徴を「リアルタイム性」「強い伝播力」「オープン性」「独特のゆるい空気感」「使い方の自由度が高い」「属人性が強い」と6つに分類しながら解説。そうした特徴をふまえた上で、“マーケティングには利用できるが、よほどうまくやらないと単にブログ展開するのとあまり変わらない””ゆるいコミュニケーションのため、ベストエフォートでよく、その分コストが安い”など、マーケティングへの活用のヒントを示した(セッションレポートは後日公開予定)。
午後からも、ウェブマーケティングの最新情報や実用テクニックを解説する多くのセッションが行われる予定となっている。
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