新しい映画を発表するだけでなく、配給や興行収入に結びつけるチャンスを得るための場として、サンダンス映画祭をはじめとして世界各国でさまざまな映画祭が行われている。Wtihoutaboxは、こうした映画祭へエントリーするための手続きを簡略化するオンラインツールを開発。現在200か国15万人の映画製作者が利用しており、検索可能な映画祭の数は3000件にのぼっている。
Wtihoutaboxは、映画のプロモーションに欠かせないオンラインのプレスキットの作成や予告編の公開などのさまざまな支援サービスを提供するほか、前売券の売れ行き状況によって収益が見込める地域の映画館をブッキングする、「クリティカルマス・チケッティング」というシステムを現在特許出願中だという。
今回の買収によって、毎月5000万の映画ファンが訪れる映画・テレビ番組のデータベース「Internet Movie Database(IMDb)」に、Withoutaboxのコンテンツが加わることになるが、今後もロサンゼルスを拠点として独自の活動を続けることになるという。
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