「i-フィルター 5.0」は、パソコンで閲覧できるホームページの種類や時間を限定するフィルタリングソフト。日本のインターネット文化の状況を精査し、「小学校向け」「中学校向け」「高校生向け」「大人向け」「企業向け」といった分類のほか、さらに細かい閲覧制限をかけることができる。また、67種類のカテゴリの中から見せても良いもの、見せたくないものを選ぶことも可能。
家庭で子ども向けの閲覧制限をかける場合、初期設定では掲示板サイト全般がブロックサイトとなるが、学校の公式な掲示板サイトは閲覧できるよう家庭ごとのポリシーを設定することができる。また、検索エンジンの結果表示の一覧からブロック対象サイトを非表示にしたり、意見の投稿や個人情報を入力して購入しようとするとブロックするなどの機能もある。1台のパソコンを家族で共有している場合、利用者ごとに設定や機能を切り替えたり、曜日や時間ごとに利用時間を制限することもできる。
デジタルアーツでは、2月25日から各社ダウンロード販売サイトで「i-フィルター 5.0」のダウンロード版の先行発売を開始。それに伴い、同社サイトで、30日間お試し版のダウンロードをスタートした。また、現在「i-フィルター 4」を利用しているユーザーは、「i-フィルター 5.0」への無料アップグレード(バージョンアップ)も可能となっている。
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