SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

フォーカス!広告効果測定

広告効果測定が必要なのは当たり前、だけど現場に浸透していかないワケ


先日、電通が発表した「2007年日本の広告費」によるとインターネット広告費は6000億円規模になった。インターネット広告の最大の特徴は「効果がクリアにわかる」点であり市場拡大によって、より効果測定に対する意識が向上すると思われるが、現実はそうでもないようだ。【関連記事はこちらへ! 】

広告効果測定市場が拡大したワケ

 インターネット広告費の伸びと比例して、広告効果測定ツール市場も急拡大している。はじめに、広告効果測定市場が拡大した流れを簡単におさらいしてみよう。

 インターネット広告が普及しはじめた2000年前後は、バナー広告などが市場を盛り上げていた。しかし、TVCMや新聞・雑誌といった「マスメディアを補完」する媒体に過ぎず、インターネット広告自体の存在感も薄かったといえる。その後、ネットバブルがはじけると同時に、市場全体がIT不況となり、インターネット広告の伸びが鈍化した時期があった。

 ネットバブル後、再びインターネット広告が活況となった。その推進力となったのが、検索エンジン連動型広告である。検索エンジン連動型広告とは、GoogleのAdWordsやオーバーチュアのスポンサードサーチといった、検索エンジン上に表示される広告サービスのこと。費用対効果の判断がしやすい検索連動型広告の普及は、クライアント側が「効果測定」に対する意識を高めるきっかけとなった。

 一方「広告効果測定」というキーワードを売りに業績を伸ばす会社もあらわれた。その代表格が、ネット広告代理店大手のオプトだ。オプトは「ADPLAN」という広告効果測定ツールを切り口に市場を開拓。サイバーエージェント、セプテーニと並び、ネット広告大手の存在となった。その後、サイバーエージェント、セプテーニも独自にツールを開発。ネット専業大手3社しか広告効果測定ツールを出さなかったため「アドエビス」のようなサードパーティ製品も生まれ、広告効果測定市場は急拡大を続けている。

インターネット時代のマーケターは入学必須! 広告効果測定大学はこちらへ!

 

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
広告効果測定は必要。しかし現場は…

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
フォーカス!広告効果測定連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/03/26 11:03 https://markezine.jp/article/detail/2852

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング